米国国土安全保障省(U.S. Deparment of Homeland Security)は、テロやその他の危険に対して安全、安心、強靭な国土を確保するため、国土安全保障に重点を置く米国連邦政府の内閣部局である。
米国国土安全保障省は、22の異なる連邦省庁を統合し、統合された内閣機関である。国家の安全を守るという使命の下、22万5,000人以上の職員が、航空・国境警備から緊急対応、サイバー・セキュリティ・アナリストから化学施設検査官まで、幅広い職務に献身的に従事している。
国土安全保障を達成するために策定された国土安全保障戦略の基盤は、安全保障、回復力、税関と交流という3つの重要な概念に依拠している。そして、これらの主要概念は、4年ごとの国土安全保障見直し(QHSR)プロセスが国土安全保障任務として定義する広範な活動分野を推進する。
国土安全保障省の主な担当分野は、テロリズムに対する警備、国境の安全確保、移民法の執行、災害への即応態勢の改善、災害への対応と復興、国土安全保障省の成熟と統一である。
米国国土安全保障省は2002年に設立された。