Chuanzhi Liu
Founder
世界第2位のコンピューターメーカー、レノボの創業者である劉傳志(りゅう・でんし)。 劉は1996年に西安軍事通信工学院(現西安大学)を卒業した。 22歳の時、中国の文化大革命に対して否定的な発言をしたため、広東省マカオ近郊の国営稲作農場に送られる。 その後、北京に戻り、1970年に「104番」「109番」「111番」のメインフレーム・コンピュータを開発したコンピュータ研究所に技師・管理者として着任した。劉は、メインフレーム・コンピュータ「Number757」の開発に携わった。 1984年、劉は中国科学院人事局の幹部となるため、職を辞した。 1984年、劉は計算技術研究所の同僚10人とともに、20万元の資本金で新技術開発会社を設立し、後に「聯想」と命名された。 2001年に社長に就任し、2009年には会長に就任、2011年まで会長職を務めた。 劉氏は「第二回国家ハイテク産業先駆者金賞」の一等賞、「中国優秀青年専門家賞」、「中国改革者賞」、「国家模範労働者賞」、「アジア年間実業家賞」、「アジアスター賞」、「中国年間実業家賞」、中米関係への貢献などの栄誉を授与されている。